総長が求めた光 ~Ⅱ壊れた歯車~【完】
まさか何も知らなかったのか?
ヤミにも会ってないのか?
最初はびっくりした顔の後なんだか難しい顔をしたレナちゃん。
何を考えていたのかはわからない。
けど。
その後涙を流しながらヒサの胸に飛び込むレナちゃんを見て、心の底から安心したんだ。
この後・・・いや、想像するのはやめておこう。
このみんなの安心したような顔と、レナちゃんの安心が混ざったような泣き声が聞けるなら今は、それだけでいい。