ヤンキー少女は恋をする!?①
「殺されたくなかったら謝ろうか」


「「すみませんでしたー!!」」


息ぴったりで言った。


「最初から言わなければよかったのにねぇ?」


「はい。茹月の好きなフレンチトースト持ってきたから機嫌直して!」


「・・・・・わかったから」


自分の好きなフレンチトーストを食べながら言った。


「羽並さん?」


後ろから声をかけられた。


誰?


あたしに声かけたのは。


「あ、やっぱり。羽並茹月さんだよね」


こいつ・・・・・


「覚えてる?昨日羽並さんが倒れそうになったとき支えた榊原聖夜だけど・・・・・」


「普通に覚えてるけど。何か用ですか」


「いや、ここの寮の生徒だったんだね」


ただ確かめに来ただけならどっか行けよ。


こいつらと話してたいんだけど。


「どこの中学から来たの?」


座りながら話しかけてきた。


「△▽中学校から来たけど・・・・・」


「女子中?」


「そうだけど・・・・・・」
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