ヤンキー少女は恋をする!?①
おいおい!沙希達助けろよ!


こっちは困ってるって言うのに。


しょうがねぇ、話し終わらせるか。


「あのさ、話してる途中悪いんだけどさ」


「ん?何?」


「あたしトイレ行きたいんだけど」


「あ、トイレ?ごめんね。長話になっちゃって」


「別にいいけど」


嘘をついて自分の部屋に戻る。


――――――――バタン・・・・・・


扉を閉める音が自分の屋に響き渡る。


「ふぅ、寝るか」


なんか眠い・・・・・


話あんましてないのになんか疲れた気がする。


そう思ったからベッドに寝転ぶ。


なんか転校したい。


男子と関わりなんて一回もないのに


親はただあたしを男子と関わらせるために入らせただけなのか?


そんなんだったら・・・・・許せねぇ。


ボコりてぇけど親だからな。


警察呼ばれるかもしんねぇしな。


いろいろぶつぶつ言ったり。


考え事をしているうちにいつの間にか寝ていた。
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