ヤンキー少女は恋をする!?①
「じゃあ、遠慮なくこっちから行かせてもらうわ」


カランカラン・・・


「金属バット持ってね」


「そんなの持ってるってことは、自分が弱いからなんだろ?」


「うるせぇよ!だまりな!」


こっちに向かって走ってきた


バンッ!


「ちっ!よけやがって」


「お前、今言ったことまるき声だった」


「聞いてんじゃねぇーよ!」


ガシッ!


「そんな物騒なもんあたしに当てたら、ただじゃおかないよ?」


「・・・っ」


相手は唇を噛みしめた


「さぁ、ここから本気だしていくから」


「来なさいよ!」


奴に向かってものすごく速く走っていく


「おりゃぁぁぁ―――!」


奴がパンチをしようとした


ガシッ!


膝で奴の腹をける


「・・・っ!くそっ・・・!」


「まだまだ練習が足りなかったんじゃないの?」


「だまりなさいよ!ヤンキーなんかが練習してたら
笑われもんじゃねーか!ヤンキーの喧嘩は・・・怒りなんだよ!」
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