ヤンキー少女は恋をする!?①

協力

高校に入学して3カ月がたち夏に変わった。


制服はカッターシャツの半袖に変わった。


夏が一番好きかな。


制服の中でも一番動きやすいからね。


ある日、情報収集が一番上手い夏帆に呼び出された。


「ねぇ、茹月。あたしがこの間殺人事件が起きてるって言ったじゃん?」


「あー、あたしが焼きそばパンむせたときの話?」


「うん、それでその殺人事件の被害が1週間ごとに増してってるんだって」


「犯人もわかんないんだろ?じゃなきゃ増したってしょうがないじゃねーか」


そう言うと考え込む夏帆。


情報収集が上手い夏帆でも思い出そうとしてるのかもしれない。


「だけど・・・・・なぜか警察が調査をしないらしい」


「え!?なんで調査しねぇーんだよ!」


「しょうがないらしい。警察が毎回殺されてるらしいからさ・・・・・」


警察が・・・・・殺されてる?


それで事件の調査ができない?


おいおいおい~!


まさか泣きついてきてあたしらに依頼しに来たのか!?


それだけはかんべんしてくれ~・・・・・


「それで、依頼じゃないんだけど協力してほしいらしい」


・・・・・・はい?


今、なんて言いました?


『それで、依頼じゃないんだけど協力してほしいらしい』




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