過去より、もっと良い恋をあなたと・・・

1年半前の記憶を確かめるかのように、長くて熱いキスを交わした。

でも、私の声が漏れない程度に・・・

キスをしている最中に私が声を出しちゃいそうになったのを誠人は止めた。

『周りの奴に愛菜の声なんて聞かせたくない。』

そぉ言ってまたキスを再開した。

先輩ってヤキモチやきなのかな(笑)

『顔がニヤけてるぞ?そんなにオレとキスできて嬉しい??』

『それもあるけどーさっきの誠人の言葉が頭から離れなくて、ヤキモチかなぁって考えてたら嬉しくなっちゃって!』

誠人は少しふてくされたような顔で、

『ヤキモチで悪いかよ!』

口とんがってる?

『可愛い、誠人。』

『よく意味が分からないけど、愛菜の方が可愛い。』

そぉ言うと私のおでこにキスをした。

『誠人とこんなに密着してるのなんて久しぶり~なんかスゴク落ち着くし、安心する。』

誠人は少しさっきより真剣な口調で言った。

『愛菜、オレともう1度付き合って欲しい。』

えっ?

今誠人・・・

『私で良いの?』

私は少し不安を覚えた。

しかし誠人は、私のそんな不安さえも吹き飛ばした。

『愛菜じゃなきゃオレ、付き合わないよ?』

ヤバイよぉ~

顔から火が出る勢いで恥ずかしい///

『私で良ければ/////』

同じ人からの告白も公開でした(笑)

誠人が私の手を引いた。

『じゃあ、今日はサボろ♬』

『えぇ!?誠人、サボっちゃって良いの?』

誠人は余裕の笑みを浮かべた。

『大丈夫だよ!』

ホントかなぁ~

ていうか、

『何処に向かってるの?』

誠人はいきなり立ち止まると、軽々と私を持ち上げ、

『屋上!!』

ちょ、ちょっと待って!

頭が追いつかないよぉ~

私は今、誠人にお姫様だっこされてるの!?

恥ずかしさのあまり、両手で顔を覆う私に誠人は、

『愛菜、恥ずかしがらないで?』

そぉ言えば、誠人はこぉゆうこと普通にする人だったっけ(笑)

たった1年位前の話なのに、うすら覚えの私って年かな?

違う。

幸せボケってやつだ!
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