過去より、もっと良い恋をあなたと・・・
『あのね、私、さっき五十嵐に・・・告白された、んだ。今からじゃ遅いかって・・・』
誠人は少し顔を曇らせた。
そんな顔してるのを見たくなかったから、話したくなかったのに・・・
『愛菜は何て答えたの?』
『五十嵐はね、今真海と付き合ってるんだ~』
誠人は静かに私の話を聞いている。
『好きで付き合ってる訳じゃないって!』
『うん。』
『それで私は頭にきて、最低だ!二度と口聴きたくないって言っちゃった。』
なんか、また泣きたくなってきた。
堪えなきゃ・・・
しばらく黙っていた誠人が口を開いた。
『ソレは少し言い過ぎだったんじゃない?』
『えっ?』
予想外のことを口にした誠人。
『最低だ!までは良いとしても、二度と口聴きたくないっていうのはちょっと言い過ぎだとオレは思う。』
そぉかな?
だってアイツは真海のことを好きじゃないって言ったんだよ?
二度と口聴きたくないって言いたくなるよ・・・
『私はそんなこと思うわない!』
『まぁ俺的には嬉しいけどね。』
ん?
どぉゆう意味だろ?
『ソレって、どぉゆうこと?』
誠人はちょっぴり照れくさそうに、
『愛菜の周りの男が1人減ったから・・・』
そっぽを向き、顔を隠されてしまった。
『やっぱり誠人って、独占欲強いよね!』
『は、はぁ!?いきなり、何言ってんの!!?』
何でそんなに慌ててんの?
顔も真っ赤!
誠人、可愛い♥
『私の言ったこと間違ってる?』
『そういうこと言う子にはお仕置きだ!』
『えっ!?』
誠人は私にキスをした。
甘くて深いキスを・・・