過去より、もっと良い恋をあなたと・・・

そして、しばらくしてから私は真海に五十嵐と別れたことを聞かされる。

きっとあの時のがきっかけだろうと自分なりに解釈していた私に、

『愛菜は、谷地先輩と幸せにね!』

『えぇ!?』

『えぇって何!?まさか、喧嘩でもした!!?』

イヤイヤイヤ!

そんなことは有り得ないですけど!

『喧嘩なんてしてないよ!!』

真海はホッとしたような様子だ。

『良かった!私の分まで幸せになってね♬』

そぉゆうことか。

なんだか、真海には申し訳ない・・・

『そんな顔しない!愛菜は悪くないよ?』

ゴメン。

私が8割ぐらい悪い・・・

『真海の分まで、幸せになるよ!』

『うん!幸せにならなかったら、許さない(笑)』

これから先、絶対に真海を苦しめない!

真海に心配掛けない!





こんな感じで愛菜たちの1年は終わり、愛菜はあの時を境に五十嵐とは言葉通り一言も話さずに、高校1年の幕を閉じた・・・

愛菜たちは高校2年に進級する。

誠人は高校3年、受験生に!

2人の時間を全く過ごせなくなった、誠人と愛菜。

そんな愛菜の前に現れたのは・・・!?

五十嵐との関係は!?

誠人が愛菜に隠していることとは!?



< 31 / 86 >

この作品をシェア

pagetop