過去より、もっと良い恋をあなたと・・・

『良かったね♬面白いって!』

少し涙目になっている真海。

『愛菜、絶対面白がってるでしょ!ヒドー』

そぉゆう姿見てると私の中のドS本能にスイッチが入っちゃうよ?

『ソコは真海の想像に任せるよ♬でも、話すきっかけが出来て良かったじゃん↑↑』

『・・・きっかけになったのかなぁ?』

なんかさっきの真海とは違う雰囲気。

恋してるのと、してないのとの違いかな!

『なったてぇ~(笑)真海、可愛いから大丈夫大丈夫↑↑↑』

ちょっとふてくされたような顔で言った。

『愛菜の方が可愛いし、綺麗じゃん。』

なんか真海って恋愛のことになるとネガティブ?

もったいない。

『私関係無いでしょ。もうちょっとポジティブに考えて!!』

『愛菜がそー思ったって五十嵐がそうとは限ん無いじゃん?』

真海、そんなに自分に自信無いのかなぁ?

『じゃあ、私が五十嵐に好かれないようにすれば良いんだね?』

驚いた顔で真海が言う。

『えっ!?愛菜、ソレ本気で言ってんの?』

『本気だよ?だって、こぉでも言わないと真海が前向きに考えてくれないでしょ?』

『そこまでしてくれなくて良いよぉ。』

愛菜は小さなため息をついた。

『後々、真海に文句言われるのも嫌だし!喧嘩したくないもん!!』

納得したような様子の真海。

『分かった。でも、それでも五十嵐が本気で愛菜のこと好きになってもうち、文句なんて
言わないから大丈夫だよ!』

『うん!』

「ソコのお2人さん。ソロソロ良いか?五十嵐に自己紹介してもらわんと!」

愛菜と真海は声を揃えて、

『すいません!』

と謝った。

「よし!じゃあ、五十嵐。自己紹介を頼む!!」

山ちゃんに背中を軽く叩かれた後、少し面倒くさそうに

『五十嵐俊でーす。ヨロ~』

「軽いな、お前(笑)席はーその1番前だが、デカイからなぁ・・・」

「それじゃあ、僕がその席変わりますよ!」

えっ?

アンタが席変わっちゃったら・・・

私の隣りに五十嵐!?

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