過去より、もっと良い恋をあなたと・・・

『愛菜どうかした？』

『ううん！どうもしてないよ！！』

『そっか！ていうか、電話した？』

そうだそうだ！

忘れてた・・・

『したんだけど、出なかった。』

『もう１回かけてみた？』

『かけてない・・・』

アンタが来たからです！

『かけて！』

はぁ！？

何で、俊の前で電話しなくちゃいけないのー！？！？

『い、良いよ！また今度かけるし・・・』

『なんで？』

なんでって・・・

『今は、俊も居るし。』

『そんなん気にしなくて良いじゃん！』

『でも・・・』

これ以上言い訳が見つからない・・・

『じゃっ俺が電話する！』

『えぇっ！』

ソレはちょっと困るかなぁ～

でもでもでも、もう私の力じゃ止められません！

もうどうにでもなれ！！

プルルルルル～プッ

「は～い、もしもし愛菜？さっきは出られなくてゴメンネ～」

『あの、俺愛菜さんとお付き合いさせて頂いている五十嵐俊です！』

「えっ？愛菜とお付き合い？」

『はい。なので今度ご挨拶にお伺いしても宜しいで「まぁ！愛菜に彼氏なんて嬉しいわ～ご挨拶なんて堅苦しいこと言わないで、遊びに来なさい♪」

『本当ですか！？有難う御座います！！』

そして、俊はお母さんとの電話を切った。

『どうだった？』

私は恐る恐る聞いてみた。

『ＯＫだって！』

『ホント！？』

『本当に！今度遊びに来なさいって言ってくれた↑↑↑』

『やったね♪』

私たちは嬉しさのあまり抱き合い、喜んだ。

俊との結婚許してくれるかなぁ？