過去より、もっと良い恋をあなたと・・・

私と俊は、学校が春休みに入った。

で相変わらず俊は私の家に居る・・・

『はぁ~いよいよ明日だな!』

『そうだね♪』

そう、明日は2人で私の実家に行く日。

『じゃあ、今日は早く寝るか!』

『明日早いしね!おやすみなさ~い♪』

私は部屋の電気を消し、布団に入った。

すると・・・

『おい!』

『な、なによ!』

『勝手に寝んなよ!!』

だって、寝るって言ったじゃん!!!!!

『俊、どうしたの?』

『おやすみのチュウ、いつもしてくれんじゃん・・・』

それで、怒ってたの?

俊って可愛いとこあるよね!

『ゴメンネ?許して・・・チュッ』

私は俊の右頬にキスをした。

『今日、一緒に寝ても良い?』

『うん!』

俊を自分の布団に招き入れた。

『愛菜の匂い・・・』

『変態!』

『暖い愛菜。』

と言いながら私を抱き枕のように抱きしめる俊。

『ちょっと苦しい・・・』

『我慢して。』

『うん・・・』

いつの間にか眠りに落ちていた私。

俊の様子がおかしかった気がするけど、気のせいだよね!

カーテンの隙間から入る光が眩しくなってきて起きた。

『う~ん!』

私は大きな伸びをした。

『愛菜、うるさい・・・』

と言いながら布団にくるまった俊。

『おはよ♪』

『はよ。チュッ』

『んっ・・』

『可愛い愛菜♪』

朝からハード過ぎるよ!!!

『早く準備しないと遅れちゃうよ!』
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