過去より、もっと良い恋をあなたと・・・

ガラガラ~

『ただいま!』

私は大きな声で言った。

すると、部屋の奥から物凄い勢いで飛んできたものが合った。

『お母さん!痛いってばぁ~』

「愛菜~久しぶりねぇ♪♪」

お母さん、いつになくテンション高くない!?

それに俊が居るの分かってる!?

『あの!はじめまして、五十嵐俊です!!』

「あっあなたがあの時の・・・イケメン♪」

ちょっとお母さん!?

言うこと違いません!?

『有難う御座います!』

えぇぇぇ!?

あんな、笑顔見たことない・・・

ある意味怖いし。

『と、とりあえず上がってもらお?』

「そうよね!玄関で立ち話っていうのもね・・・」

『お邪魔しま~す♪』

なんか、俊が妙にご機嫌なのが気になる。

良いことでも合ったのかなぁ?

『愛菜?』

『うわっ!』

ビックリした~

『どうした?ボーっとしてるけど・・・』

『そ、そんなことないよ!』

俊はさっきまでの笑顔とは一変して、真面目な顔になった。

『具合悪いのか?』

『ホントに大丈夫だよ!』

「どうかしたの~?」

お母さんまで入ってくると面倒だ。

『何でも無いよ♪』

「そぉ~?じゃあ、お茶でも飲みましょ♪」

『そうだね!俊も早く座って!!』

とりあえず、誤魔化せたみたい。

でも何で体調悪いこと分かったんだろ?

未来のお医者様だから?

まさかね!

偶然偶然♪♪



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