過去より、もっと良い恋をあなたと・・・
「やっぱり、若い子って目の保養に良いわね♪」
『お母さんってば!』
なに俊の前で変なことを。
ていうか、今日はそんな話をしに来たんじゃなくて・・・
「あら~ゴメンナサイ。愛菜、お母さんに妬くなんて(笑)」
えっ?
別に妬いてませんけど!?
『愛菜、大丈夫だよ。』
俊まで勘違いしてる?
私、妬いてなんかいないんだけど・・・
「全く~こんなんじゃ俊くんが大変ね。」
はぁっ!?
今度は何を言い出すんだい?
話がついて行けないんだけど。
『お母さん、そろそろ本題に!』
「あぁ~そうだったはね!良いわよ~」
忘れてやがったなぁ!?
なんて母親だよ!!
『娘さんと、愛菜と結婚を前提にお付き合いさせて頂いています。』
なんか、凄い丁寧な挨拶。
凄いなぁ♪
「愛菜で本当に良いのでしょうか?」
『それは、どういう意味でしょう?』
そうだよ!
お母さん、どういう意味よ!!
「えぇ~だって、愛菜ですよ?俊くんには釣り合って無いって言うか・・・ねぇ。」
『お母さん。ソレって・・・』
『俺には愛菜以外考えられません!』
俊・・・
〝俺には愛菜以外考えられません!〟
スッゴイ嬉しい!!
今、多分顔真っ赤だと思う。
とても熱い。
「良かったわ。」
アレ?
お母さんの口調が変わった・・・
『えっ?』
俊も驚いてるみたい。
「愛菜、あなたは良い人を見つけたわね(笑)」
お母さん。
『うん!』