5つの欠片
作ろうと思ってた夕食も沸かそうと思ってたお風呂も
結局、何もかも峻くんがやってくれた。
お仕事で疲れてるの分かってたのに何一つしてあげられなくて、そんな自分が嫌いになる…
峻くんはあたしの大好物であるクリームパスタを作ってくれた。
一口食べるとやっぱり美味しくて、すぐにお皿が綺麗になった。
洋食なんて家で滅多に出ることがないから、峻くんが初めて作ってくれた時は本当に感動したのを覚えてる。
他にも、色んな洋食のメニューを作ってくれたけど、やっぱりクリームパスタが一番のお気に入り。
夕食を食べてから、峻くんが買ってきてくれてたケーキを2人で食べた。
新しく出来たお店のケーキは甘さと酸味が絶妙で、アールグレイの紅茶にとても良く合った。
峻くんのお仕事の話を聞いたり、会えなかった間のお話をしたり…
楽しそうに喋る峻くんが少し可愛いくて、目を見てるとついつい吸い込まれそうになった。
「ねぇ、栞」
お風呂に行ったはずの峻くんの声が耳元で聞こえて、びっくりして振り向いたら峻くんの顔が視界一杯に映った…
1人になってやっと落ち着いてたのに、またドキドキと鼓動が動き出す…
近すぎて峻くんに聞こえちゃうんじゃないかと思った…
「…………」
「どしたの?顔赤いよ?」
結局、何もかも峻くんがやってくれた。
お仕事で疲れてるの分かってたのに何一つしてあげられなくて、そんな自分が嫌いになる…
峻くんはあたしの大好物であるクリームパスタを作ってくれた。
一口食べるとやっぱり美味しくて、すぐにお皿が綺麗になった。
洋食なんて家で滅多に出ることがないから、峻くんが初めて作ってくれた時は本当に感動したのを覚えてる。
他にも、色んな洋食のメニューを作ってくれたけど、やっぱりクリームパスタが一番のお気に入り。
夕食を食べてから、峻くんが買ってきてくれてたケーキを2人で食べた。
新しく出来たお店のケーキは甘さと酸味が絶妙で、アールグレイの紅茶にとても良く合った。
峻くんのお仕事の話を聞いたり、会えなかった間のお話をしたり…
楽しそうに喋る峻くんが少し可愛いくて、目を見てるとついつい吸い込まれそうになった。
「ねぇ、栞」
お風呂に行ったはずの峻くんの声が耳元で聞こえて、びっくりして振り向いたら峻くんの顔が視界一杯に映った…
1人になってやっと落ち着いてたのに、またドキドキと鼓動が動き出す…
近すぎて峻くんに聞こえちゃうんじゃないかと思った…
「…………」
「どしたの?顔赤いよ?」