5つの欠片
ちづちゃんの冷たくなった舌と俺の熱い舌が混ざり合う。
もっともっと近づきたくて、左手でちづちゃんのうなじを掴んで強引に寄せた。




ちづちゃんのピンと張った白い首が艶かしくて、もっと引き寄せたくなる。
舌の根元を捕まえると、キツく絡ませて吸った。




冷たかったちづちゃんの舌が一瞬の内に熱々になる…
まるでハチミツのように甘い甘い唾液が口の中に広がって…




どうしよう…
たまんない…




「……っン……」



もっと…おいで…
もっと触れてたい…




カウンターを挟んでるせいで、ちづちゃんのお腹が圧迫されて左手の力を弱めると唇が離れていってしまう…




酸素が足りなくて苦しそうにするちづちゃんが、余計に俺を興奮させた…
唇を離そうとする度に、もっと強く舌を絡めて吸ってやる。




ちづちゃん……
そんな簡単に離してやんない…




ちづちゃんが悪いんだよ…?
ちゃんと俺だけを見てくれないから……






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