ピンクの空
「ねえ、あまね??」
『なに?』
「あたし、みんなのために弾くね。ちゃんと合唱が引き立つような伴奏するね!!」
『頼んだよ夏美!!』
「みんなのこと、信じて弾くね!!」
『夏美、みんなもあんたのこと信じてる。』
『3年2組、ステージに上がってください。』
「楽しもうか!!」
『もちろん』
みんな並んでステージに上がっていく。
あたしとあまねは曲がって、あたしはピアノの前に立ち、あまねは指揮台にたった。