ピンクの空


あたしたちは、バスから降りた。




その瞬間、竜也がいきなり大森に抱きついてた。




『大森~見て~夏美の寝顔、可愛いだろ~』





「は!?ちょっと竜也ふざけんな!!」





あたしは結構本気で竜也を怒鳴った。




『どれどれ』



「いや、大森も見るなって。」



『な、可愛いだろ?』



『まあまあかな』




ドヤ顔で見てくる大森。




「お前何様だっつーの!!もう知らないっ」












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