ピンクの空
『いや、多分お前と同じ理由。』
「そっか。」
普通は、あたしの理由知らないでしょ!!ってなると思うけど、あたしと大森の場合は違うんだよ。
大森は、あたしの心の中、しっかり読み取るから。
大森の横顔を見て、なんとなく大森が今1人で居る理由は、あたしと一緒で、実は理由なんてないんじゃないかなって思った。
『あ、充電切れた。』
「は~?使いすぎなんじゃないの?あたしまだ満タンだよ!ホラ。」
『本当だ~』