ピンクの空


嬉しい気持ちと、悲しいキモチが交じり合って、胸が苦しくなって来た。




深呼吸して、あたしは通話ボタンを押した。




「もしもし・・・・」



なるべく、普通どおりに。



こっちがこんな感じってばれたら、なんか気まずいから。




『どーしたー?』




あ。



やっぱり大森は大森だ。






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