ピンクの空

「大森。」



またちっちゃい声でつぶやいてみた。




開け放たれてる窓から、少し暑い風が入ってきた。




丁度そのときだった。




『なにしてんの?』




振り返ったそこにいたのは、夕日に照らされてる大森だった。




「いやそれこっちのセリフなんだけど。」





『いや、俺グローブ忘れた』





「あんた馬鹿じゃんwwそれ、商売道具っしょ。さすが大森だね。」







『ほっとけ~』










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