ピンクの空


頑張ってって、言おうと思って追いかけたときみたいに、走った。




あの時と同じように、大森は、一人で校門に向かって歩いてた。




今日も、誰も居ない。




大森。



待って!!




あたしは走った。




校庭を突っ切って歩いてく大森を追いかけた。





大森の背中が近づいてきた。




























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