ピンクの空


「ごめんな。離してごめん」






「ううん。良いんだよ。」






そういうと大森は、更に抱きしめる腕にチカラを入れた。





さすが野球部。




じゃなくって。





「なあ。なつみさ、まだ俺の事好き?」





「うん。好き。」





「じゃあさ、そのままで居て。」







「え?」

























「俺、お前の事好き。」



















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