ピンクの空



大森が本当に試合出られないことになったらまずい。




今すぐ謝りに行かなきゃ!!





「ごめん大森。あたし先に帰る!!ばいばい!!」







『ちょ、夏美??』





あたしを呼び止める大森を教室に残して、あたしは部活の終わったであろうグラウンドへと走った。





言うなら早いほうがいいよね。






全速ダッシュしてたどり着いたグラウンド。





遠くから、こっちに向かって歩いてくる顧問の先生が見えた。














< 38 / 313 >

この作品をシェア

pagetop