ピンクの空
不思議そうな顔をしてる先生。
『ん?確かに大森は途中で教室に戻ったし、部活には戻ってこなかったけど、グローブ??なんの話だ?大森は・・・』
『夏美!!』
「えっ!?」
名前をよばれて振り返ったら、大森が居た。
遠くからだけど、ちょっと呆れ顔してるのがわかる。
段々歩み寄ってきた。
『先生、すいません。こいつばかなんで、意味わかんないこと言いましたよね。すいません。』
「は~?あたし変なことなんて言ってないよね、先生?」
先生はちょっと考えたような顔をしたあと、すぐひらめいたような顔をした。
『大森、そういうことになってるわけか。』