シンデレラに熱いキス
なんか羽蘭が変なこと言うからまともに大地くん見れない…
「どうした?気分悪いの?」
ふえっ?!
「だっ大丈夫だよ?」
心臓うるさいよ……
「んじゃあ今からあたしらプリとりいくから大地、桜乃とごゆっくり」
なんでよ!しかもいきなりぃ
「…分かった。」
私たちは解散して大地くんと2人でどっか行くことになった…
「…普段と違うね」
沈黙だった中大地くんが話かけてきた
「…うん地味の方が楽だし 」
「ふーん俺は素顔がいいと思うよ!?」
「えっ?」
「あっ深い意味ないから」
「そっかぁ…」
なんか会話が続かない…
「あっあのさ噂で聞いたんだけど彼氏なんで作らないの?地味だけどモテるんだら?」
「………!」
「あっごめん」
「…ただ驚いただけ 私ね……小さい頃から夢があるの…シンデレラみたいに魔女が現れて王子様となんて… 呆れた?変だよね?」
あれ言っちゃった引かれたかな………
絶対呆れたよね
「いいんじゃね?
俺は良いともう」
それは思いがけない言葉…
「呆れないの?」
「うん。全然!」
笑顔が自然とこぼれて涙がでた
「初めてなのこう言ってくれる人」
涙が止まらなくて止まらなくて困ってたら、なにか暖かいものに抱きしめられていた
「…………!」
「あっごめん…つい」
「ううん…」
「今日は遅いし帰ろ?送ってく」
「うん」
そっかぁずっと沈黙…
「んじゃあ明日な?あっこれ俺のメアド良かったらメールして」
「…うんありがとうばいばい」
走って大地くんは行ってしまった
体の火照りが収まらないまま家に入った