【短編】俺様彼氏
「……っ///」
多田くんの声がいつもより
色っぽい声で囁くように言うから
あたしは、顔を真っ赤にしてしまった。
「じょ……冗談やめてよ…っ!」
「三原、照れてる~。可愛い♪」
た…多田くんって、こんなキャラだっけ?!
「ま、とりあえずさ。そうゆうことで」
そうゆうことって?
「平野ヤキモチ大作戦、スタート♪」
「ええ~っ?!」
ノリノリの多田くんと打って変わって
あたしは、焦ることしかできなかった。