愛玩~夢幻の秘密~

外で遊びまくってたらマズいから、あたしをセフレ代わりにしてるってことなのに。


鷹都は女の子に不自由どころか…


相手からやってくるのに。


しかも、据え膳なんとかなんでしょ?


じゃあ、どうしてあたしなんか。


考えただけで頭の中がゴチャゴチャ。


「珍しいな。葵織がアニキの話を聞いてくるなんて。」


ドキン…。


郁人の指摘に固まった。


どうしよう。


「ほら、柚夢は相変わらずだけど…あの怖そうな鷹都が彼女とか…女の子関係とか意外すぎて。」


苦しい言いわけ。


「前にも言ってたよな。まあ、葵織ちゃんはお子様だからね。」


そう言えば…


柚夢とそんな話をした覚えがあったかも。


良かった。


これ以上、変に思われなくて。


だから。

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