愛玩~夢幻の秘密~
今のうちに。
柚夢の言ってた鷹都の部屋を見てみよう。
今なら誰もいないし。
あたしが鷹都の母親に似てた?
光源氏計画?
イチゴ。
何かが分かる気がして。
ベッドから起き出すと、そっとドアを開けて誰もいないのを確認。
確か…鷹都の部屋は。
見回しながら鷹都の部屋を探した。
「ここだ…。」
滅多にこんな奥まで来ないから。
柚夢と郁人は隣の部屋だけど。
鷹都は少し離れた奥まった所に部屋があったから。
そっと、ドアノブに手をかけた。
カチャッ…
ゆっくりとドアを開けて。
部屋の中に誰もいないのを確認。
廊下にも誰もいない。
サッと部屋の中に入った。