愛玩~夢幻の秘密~

「それは…」

慌てた顔。


「…これは申し訳なかった。お邪魔だったかな?」


あたし達の顔を見た。


鷹都。


絶対に知っていてやっているでしょ?


笑ってるように見えるけど。


本当は何もかもお見通しってことね。


「いや。ちょうどアニキに話もあったし。」


チラッとあたしを見ながら。


少し照れたような顔。
< 176 / 412 >

この作品をシェア

pagetop