愛玩~夢幻の秘密~

「お…オマ…ふっ…」


なんで!?


さっきより激しいの?


血の味が口の中に広がる。


気持ち悪いはずなのに。


鷹都の熱が。


カラダの中から浸食してく感覚。


なんで?


どうしちゃったの?


あたし…カラダ…おかしいよ。


「もっ…や…。」


振り払いたいのに。


ピクリとも掴まれた腕が動かない。

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