愛玩~夢幻の秘密~

残された熱にうなされるのも。


今日が最後…。


だから。


ギュッと目をつむって。


鷹都の熱に流されるまま。


ゆっくりと暗闇の中に落ちていった。


…朝、目が覚めると、ベッドの枕元に。


小さな紙が一枚。


手に取って中身を開いた。


住所…。


鷹都、本当に郁人の住所を教えてくれたんだ。


これで、郁人に会える。

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