愛玩~夢幻の秘密~

ゆっくりと顔を上げて。


家に帰ろうと立ち上がろうとした。


「…い…郁人?」


目の前を歩いた男の人と。


バチッと目が合った男の人。


「あ…。」


微かに聞こえた声。


驚いて目を丸くして。


あたしの顔を見てる。

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