愛玩~夢幻の秘密~

「だったら、変更はなしだ。」


冷たく言い放つ。


「あの時は…でも、今は状況が変わっただろ?」


急に郁人が食って掛かって。


こんな激しい怒りの郁人は初めて見る。


「状況は一緒だ。」


それでも鷹都は冷静そのもの。


「違うだろ?アニキは、自分の娘と…。」


言いかけた時


「もう、それ以上の関係だ。」


たった一言。


平然と言い放った。

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