愛玩~夢幻の秘密~

「背徳を教えてやると言っただろう?予想より、早くに知られてしまったが…オマエは、どんなにもがいても、オレから逃れることは出来はしないのだ。」


後ろから頬をなでる唇が発した。


鷹都の言っていた、本当の背徳の意味。


体を切り刻もうが…


焼き尽くそうが…


あたしの中に。


鷹都の一部が。


ずっと…


居座っている。

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