愛玩~夢幻の秘密~

鷹都の打ち所が悪かったとか?


命だけは助かったけど。


体に障害が残るとか?


…怖い。


あたしのせいだって、怒られそうで。


柚夢を見つめる目に恐怖心が宿ってる。


「お腹の子供…だけは。」


そのまま首を横に振った。


「そっか。」


それで良かったはずなのに。


体中が震えて止まらない。


「それで、しばらく静養してもらおうと思って。」


チラッと後ろに立つ女の人を見た。


…もしかして、柚夢のハーレムの1人?


あたしの視線も、女の人に向けた。

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