愛玩~夢幻の秘密~

「気が付いたって?」


そう言いながら。


背の高い。


メガネをかけてスーツを着た。


もの凄いイケメンが入ってきた。


「この度は…申し訳ありません。」


男の人を見た瞬間、柚夢が深々と頭を下げた。


「いや…気にすることはない。こちらも噂のお嬢さんを見たかったからね。」


そう言って、ニッコリと笑いながら。


あたしを見た。


この人…誰?


不思議そうな顔をしながら、ベッドの横に立った男の人を見た。

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