愛玩~夢幻の秘密~

「本当に、何も知らなかったのね。きっと、鷹都さんは、郁人くんにまた大事な人を取られると思って、そんなウソをついたのね。」


ため息まじりに答えた。


「…ウソ?」

「そうだよ。お前は覚えてなかったのか?」


急に柚夢の声がした。


奏凛さんと同時にドアに振り向くと。


柚夢が部屋に入ってきて。


ベッドの横のイスに座った。

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