愛玩~夢幻の秘密~

何もかもが終わる。


ギュッと痛いくらい握りしめたナイフ。


ゆっくりと頭より高く持ち上げた。


「その方が…オレも楽になれる。」


鷹都が突然口をゆっくりと開いた。


「お…起きてたの?」


驚いてナイフを振り上げたまま止まってしまった。

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