愛玩~夢幻の秘密~

「神楽さんが、反対した。」

「神楽さんが?どうして。」


そんな素振りなかったけど。


奏凛さんも、そんな話はしてなかった。


「今回の件で奏凛さんが心を痛めたらしく、本当に心がないのだったら、そんな苦痛をさせたくないって。」

「それだけの理由?」


お金持ちの世界って、よくある話じゃないの?


それで心が痛むの?


神楽さんと関係ないじゃん。

< 360 / 412 >

この作品をシェア

pagetop