愛玩~夢幻の秘密~

あの微かな記憶にしかないバラ園での出来事で。


ほんの少し、愛玩物よりは人として重みがあったって思えたのに。


そんな些細な。


ちっぽけな光が嬉しかったのに。


その光さえ…


たった一つの光さえ消されてしまった。


なのに。

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