愛玩~夢幻の秘密~

「お前、何をやらせてるんだ!?」


神楽さんの怒鳴り声と同時にフワッと浮き上がった体。


支えられて起き上がった顔には、大粒の涙で溢れてる。


「そういうことらしい。」


グッと腕をつかむと、神楽さんの腕の中から。


あたしの体を引き離した。


「そういうことらしいって…こんなことをさせて、苦しくないのか?」


神楽さんの怒りは収まることなく。


鷹都にむき出している。

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