愛玩~夢幻の秘密~
「おやすみ。」
そう言って腕をつかんだ。
「無理!!無理!!無理!!」
こんな人と…
あたしの初めての夜なんか迎えたくない!!
「大丈夫。こう見えて、俺って優しいから。」
チュッとおでこにキスをすると、そのまま背を向けて寝ちゃった。
「え!?」
なんか…
拍子抜け。
寝るって…そういうこと…だよね?
まるで自分がおかしいみたいに錯覚。
そうだよ。
いくら柚夢でも、異母兄妹の妹に手は出さないか。
ホッとした瞬間。