愛玩~夢幻の秘密~
溝
朝、郁人と柚夢と…
いつもと同じ朝でいようと思ったのに。
「アニキ…珍しいじゃん?」
柚夢の驚いてる声が聞こえた。
そっとリビングンの扉を開けた。
なんで…鷹都がいるの?
「どうした?」
後ろからスッと出てきた郁人の顔。
「キャッ!!」
思わずビックリして声を上げてしまった。
「ノゾキとは趣味が悪いな。」
昨日の夜の事。
何とも思ってないんだ。
顔を合わせるのつらいのに。
どうして今日に限っているの?