愛玩~夢幻の秘密~
7年目の巡り会い

「郁人~!!また柚夢が勝手に人の携帯見た!!!」


朝から勢いよく廊下を走って、ダイニングに駆け込んだ。


「いいだろ?メアドコピーするくらい。」


ふてくされた顔をしながら柚夢もダイニングに入ってきて。


呆れた顔をしながらソファでコーヒーを飲む郁人の隣に座った。


「だってさぁ~、いっつも勝手に人の携帯からメアドコピッて、友達に連絡してるじゃん!?」


バンッ!!


って勢いよくテーブルを叩くと。


プックリとホッペを膨らませて、ジッと柚夢の顔を見た。


「心配なんだろ?変な友達がいないか…。」


完全に郁人が呆れてる。


それもそのはず。

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