続私の素敵な彼氏様
ある雨の日、あたしはキモ君を呼び出した。


「嬉しいよ。優ちゃんから呼び出してくれるなんて」

「つきまとうのやめて。それだけだから。」


あたしが立ち去ろうとした時、

キモに腕を掴まれた。
「やめてよ!」

「僕がなんで優ちゃんの名前知ってたか分かる?」
「…」

「僕達は初めて会った訳じゃないんだよ?知ってた?」

「!?」

「知らないって顔してるね。じゃあ教えてあげるよ。僕らの出会いを」


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