ハチミツ×シュガー



「……何の用、かな…」


 もう、こんな所に一分一秒居たくなくて。

 当初の目的を思い出す。



 西城くんは気にする事もなく、『あぁ…』と思い出したように、私の腕を掴んでる手を離した。

 私がホッとしながら掴まれていた腕をさすっていると……





「如月、好きな奴いないの?」







 また、ここからですか……。



< 22 / 771 >

この作品をシェア

pagetop