ハチミツ×シュガー
「こっ皇…?!」
私がビックリして布団から飛び起きると、皇はあからさまに嫌な顔をして、
「寝ぼけてるの?
早くしてよ。ご飯出来てるから」
分かり易く溜め息をつくと、私の頭にポンと手を置いてから部屋を出ていった。
……今日も一人で起きれなかった。
しかも。
パジャマはめくりあがって太いお腹は出てるし……。
深い溜め息を吐き出しベッド脇にある目覚まし時計を見たら……
すでに7時40分を過ぎていた。
「ぇえっ 嘘でしょ…っ?!」
急いで制服に着替えて部屋を出る。
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