ハチミツ×シュガー

「じゃ――…　何かあったのか？」


　ドキッ


「あ、あるわけないじゃない…っ

　ふふっ　考え過ぎ〜」


　そう言って、そのまま亜衣の席に行き、何事もなかったように時間を過ごした。



　ビックリしたぁ――っ！


　視線を感じたけど、気のせいだと言い聞かせた。






　……で、平和に時間が流れて今は放課後。


　只今私は、絶対的なピンチに遭遇。




「――何があった？」



　……全然、平和じゃないじゃん。



「藤井」


「は、い…」

「何があった？」



　誰もいなくなった教室に何故か皇くんと私、２人だけ残ってる。



「あ、の…何も「早く言って」



　―――なんなのぉぉぉお！？




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