ハチミツ×シュガー
06



「楓、今日も休むか?」

「ん…」




 土曜、日曜と休んだおかげで、今日はスッキリしてる。



 うん、今日は行ける!


「大丈夫。今日は行けるよ」


 私が笑うと、皇も安心したように微笑んで、頭をぐしゃぐしゃと撫でた。




「でも、あんまり無理はするなよ。
 倒れたって聞いた時、心臓止まるかと思ったんだからな」



 おでことおでこをくっつけて私に優しく言った皇。

 確かに、真っ青な顔で慌てて保健室に来てたっけ。



「心配させてごめんね」

「気にすんな。
 ただし、しんどかったらすぐ言えよ。

 ほら、ご飯食べるぞ」



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