社長の彼とあたしの恋愛


この時だけ、いつもの冷静な彼じゃなくて、少し強引で、そしてあたしを、思う様に動かそうとする。



それも、婚約までは嬉しかったけど…。



――――
―――


「亜美、何か様子が変じゃないか?」


まだ少し、呼吸が乱れる中で、洸輝が言ってきた。


このまま、背中を向けて寝たいくらい。


「ねえ、洸輝。いつなの?」




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